静岡県の伊豆半島最南端に南伊豆町という人口9,000人にも満たない小さな町があります。その町の中で有名な観光スポットは、渚百選の一つでもある弓ヶ浜、温泉、河津桜、伊勢海老、金目鯛など。
ですが、ここ「みのり食堂」のある毛倉野（けぐらの）というエリアは、一般的な人には馴染みの浅い場所なのですが、多くの移住者が全国から集う素敵なコミュニティがある、自然派志向の人たちには有名な場所なのです。
そこに2013年3月から玄米菜食のお店をオープンさせたのが、早乙女みのりさんです。今日は、11月中旬ということで店内にある一風変わったストーブが大活躍していました。それは、ロケットストーブを改造したもので、薪数本で数時間も店内を温めることができ、灰もほとんど出ない大変な優れものなのです。そんな手づくりなお店のテラスでAll things in Natureを販売してくださっている経緯などを取材させて頂きました。
今日はどうぞよろしくお願いいたします。早速ですが、どんなキッカケでAll things in Natureを知って頂いたのですか？
（早乙女さん）
下田市にある「Spice Dog」というカフェ＆レストランの隣に昔、「よろずや」という雑貨屋さんがあって、そこでアルバイトをしていた時に、がんこ本舗の「海へ…」を知って、その頃から使っていました。
僕もそのお店は存じ上げていますが、確かに当時、「海へ…」が置いてありましたよね。ちなみに、All things in Natureの洗濯用洗剤を使う前までは、どんな洗剤を使っていましたか？
（早乙女さん）
粉せっけんを使っていました。でも、冬場は溶けにくいので、ドイツ製のエコな洗濯用洗剤を使っていました。
All things in Natureの洗剤に辿り着いたお客様の多くの方が、「以前は粉せっけんを使っていました」とおっしゃっていますが、やはり、冬場に溶け難いという点で大変苦労していたようです。ドイツ製のエコな洗濯用洗剤、僕ももちろん存じ上げています。それでは、なぜ、数ある洗濯用洗剤の中からAll things in Natureを自宅で使用してくださっていたり、みのり食堂で販売してくださっているのですか？
（早乙女さん）
一番は海に還る（生分解される）という点です。ここ毛倉野には、下水施設が整っていませんので、U字溝を通って川へ流れるか、直接地面に浸透していくかのいずれかなのです。だから、我が家を含め、そういった下水施設が整っていないエリアの方にこそ、使って頂きたいと思い、自宅で使い、お店でも販売しています。
本当にその通りですよね。僕らスタッフもそういった小さな町だったり、島だったり、そういう場所でこそ、All things in Natureを使って頂きたいと思っています。それでは、All things in Natureの他にも気に入って頂いている点があれば、教えてください。
（早乙女さん）
100％植物由来の洗浄成分という点、洗剤量はごくわずかなのに洗浄力が優れている点、それにすすぎが1回というのも助かります。後は、添加物が入ってない点や天然精油の香りが良いのも気に入っています。
たくさんのお褒めのお言葉、ありがとうございます。それでは、逆にAll things in Natureの不満な点や改善して欲しい点などはありませんか？
（早乙女さん）
個人的には香りが無い食器用洗剤も欲しいです。後は、お客様に勧める際に、もう少し小さいサイズの洗剤もあると嬉しいです。
All things in Natureは実は食器用としても使えます。スプレーボトルにAll things in Nature を10倍の水で希釈すれば食器用洗剤の出来上がりです。但し、食器用洗剤の香りがラベンダーというのが気になる方もいらっしゃるので、その点を除けば問題無く使えます。また、今後、キューブボックス5リッターというのが販売予定なのですが、そちらをお店で置いて頂ければ、500円分とか、10回分などでのご購入もできますので、その際にはぜひ、お試し頂ければと思います。
ご家庭では、1日に何回位の洗濯をしますか？また、1回辺りの洗濯量はどの位ですか？
（早乙女さん）
1日1回で、1回あたり3kg程度です。
そのペースだと、ボトル1本が3ヶ月は持ちますね。みのり食堂は山の中にポツンとある山小屋のようなイメージのお店ですが、みのり食堂でこだわっている点を教えてください。
（早乙女さん）
一言で言えば、玄米菜食に特化したお店です。こだわっているのは、添加物を使わない、動物性のものを使わない、白砂糖は使わない、できるだけ旬であり、できるだけ地元のものを使うように心掛けています。また、All things in Natureの洗濯用洗剤を含め、作り手が分かり、モノ作りにこだわっている雑貨も販売しています。おかげさまで、オープンしてから1年半ほどで、近所の方や同世代のご家族、また、都内などからも足を運んでいただけるなど、幅広い年齢層や地域からお店にいらして頂いております。
今日も先ほどまでこの近くで開催されるライブの関係者で満員でしたね。皆さんに愛されていることが本当に良く分かります。みのり食堂にはたくさんの本が本棚に並んでいますが、早乙女さん自身は、どんな本がお好きなのですか？
（早乙女さん）
急に言われると出てこないのですが・・・笑、生け花の本で白洲正子さんの「花日記」という本は好きです。後は、ミヒャエル・エンデの「モモ」やトーベ・ヤンソンの「ムーミン」シリーズの本も好きです。
ミヒャエル・エンデの「モモ」は僕も友人から勧められていて、「読みたい！」と思っていたところです。とても考えさせられる本みたいですね。それでは、最後に休日の日の過ごし方や、普段から大切にしていることなどを教えてください。
（早乙女さん）
休日の日は、家の中を掃除したり、温泉に行ったり・・・かな？私自身はシンプルな生活を心掛けています。だから、家族皆が健康で楽しくいられれば十分です。
本当に今日はありがとうございました。このような素敵なお店でAll things in Natureを販売して頂いていること、本当に嬉しく思っています。今後ともAll things in Natureをどうぞよろしくお願いいたします。
取材日／2014年11月12日
