@北海道の厚真町での2日目(11月9日)の午前中は、子ども達を毎週土曜日に預かり、野外で自然体験の場を提供しているいぶり自然学校のお手伝いに参加させていただきました。
この日は、朝から天気が良いということもあり、子どもだけで30名くらい、付き添いの大人が10名ほど、いらしていました。
体験できる内容は、お昼ご飯のためのうどん作り、天ぷら作り、春巻き作りなど・・・野外なのにとても手が込んでいてビックリしました。他には、火起こし、薪割り機を使っての薪割り体験、ハンモック体験、スラックライン体験など。また、すぐ近くに小川が流れていて、そこへ裸足になって、ヤゴや小魚などを捕まえているワイルドな子ども達もいました。
私たちはその準備をお手伝いさせてもらったり、子ども達と一緒におしゃべりしながら薪割り体験を中心にサポートさせていただきました。
また、ボランティアスタッフや専任の従業員の方々との交流もさせていただきました。
印象的だったのは、いぶり自然学校の代表の上田さんのお話しでした。
「各地域に僕らのような自然学校があれば良いのかな?と思っています。長い間、避難所の中にいると、お年寄りもいたり、体調が良く無い方もいたりで騒ぐこともできないし、思いっきり外で遊ぶようなことも雰囲気的に中々できない。ならば、僕らのような自然学校が町と正式に企画をして、「子どもも大人も、皆で、思いっきり外で遊びましょう!無料で楽しめる自然体験をたくさんご用意しています!」となれば、彼らのストレスを少しは減らすことができるのかな?」と。
私は避難所で生活するような経験が無いので、上田さんの話を聞いてハッとしたのですが、確かに子どもも大人も思いっきり外で遊ぶようなことは、ついつい後回しになるだろうし、色々とやらなければならないことに追われ、気が付くと、精神的にかなり疲れている・・・というのは想像ができました。
そういう時だからこそ、思いっきり遊ぶ!
身体を動かして、汗をかいて、発散をする!
そういうことって、改めて大切なんだと、教えてもらいました。
私も洗濯用洗剤「All things in Nature」のディレクションを務めつつ、自然体験を南伊豆町で実施するネイチャーガイドの仕事をしているので(エコサーファー)、同じビジョンを持つ皆さんとこの機会につながることができて本当に本当に光栄でした。