京都府の日本海側に位置する京丹後市で洗濯用洗剤「All things in Nature」を愛用&販売してくださっている、ちりめん製造業に携わる山象舎の”かおりさん”が、地域の方々を対象にした洗剤学校を主催してくださいました。
丹後ちりめんは、今年でちょうど300周年ということで、京丹後市内にはそのようなポスターがたくさん掲示されていました。
”丹後ちりめんは、京都府北部の丹後地方特有の撚糸技術を用いた後染め絹織物であり、広義では丹後地方の絹織物全般の代名詞である。主な産地は京丹後市、与謝郡与謝野町。丹後地方は、日本国内の約1/3の絹糸を消費して和装・洋装生地に使用し、和装地では、国内に流通する6~7割を生産する日本最大の絹織物産地である(ウィキペディアより抜粋)”
絹を用いた絹織物の洗濯には、中性洗剤が適しており、もう6年以上も愛用してくださっています。
洗剤学校に参加してくださったのは、網野町の八丁浜近くで旅館業を営んでいる女将さんたちで、水と洗剤を極力使わない暮らし方の提案にとても賛同してくださいました。
また、美味しいカレーとデザートまで用意していただき、新聞紙ナプキンと新聞紙BOXを実際に使った、お皿拭きも実践していただきました。
1997年のタンカー・ナホトカ号が島根県沖で座礁し、大量の重油が京丹後の海にも流れ着いた…という大変な経験をしていますので、他の地域よりも海洋環境の保全意識が高く、鳴き砂で有名な琴引浜では、毎年、はだしのコンサートというイベントが開かれています。
また、サーファーの環境保護活動で有名なサーフライダー・ファンデーション・ジャパンの代表を務めた守源旅館の守山さんには、今回の滞在で大変お世話になり、たくさんの有意義な未来の話を交わすことができました。