先日、大手チェーン系の薬局に行ってきました。
そこで、天然(ナチュラル/石けん洗剤)系と呼ばれる類の洗濯用洗剤の使う量に注目し、家庭用洗濯洗剤「All things in Nature」と比較をしてみました(※2013年12月時点 (5)の洗濯用洗剤を2015年12月に追加)。
(1)
液体せっけん「そ●風」
1.2リットル 598円
・・・30リットルの水に対して45mlの洗剤を使用
(2)
ア●ウ洗たく石けん
1.2リットル 798円
・・・30リットルの水に対して50mlの洗剤を使用
(3)
シ●ボン玉スノール
1.0リットル 980円
・・・30リットルの水に対して50mlの洗剤を使用
(4)
ピュアベース衣類の石けん無●加
1.2リットル 698円
・・・30リットルの水に対して50mlの洗剤を使用
(5)
ランドリーリキッドson●tt(ソ●ット)
2リットル 2,484円
・・・30リットルの水に対して33.3mlの洗剤を使用
(6)
家庭用洗濯洗剤「All things in Nature」
0.5リットル 2,572円
・・・30リットルの水に対して5mlの洗剤を使用
結果、(1)液体せっけん「そ●風」、(2)ア●ウ洗たく石けん、(3)シ●ボン玉スノール、(4)ピュアベース衣類の石けん無●加、(5)ランドリーリキッドson●tt(ソ●ット)が、30リットルの水に対して33.3~50mlの洗剤を使用するのに対して、All things in Natureはわずか5mlです。
洗剤量だけ比較すると、他の天然(ナチュラル/石けん洗剤)系と呼ばれている洗剤でも、(5)家庭用洗濯洗剤「All things in Nature」の6.6~10倍の洗剤を使用しなくてはならいないことになります。
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次は、30リットルの水で100回洗濯した場合の洗剤のコストについての比較をしますと・・・
(1)液体せっけん「そ●風」/100回の洗濯で4.5リットルの洗剤が必要 2,243円
(2)ア●ウ洗たく石けん/100回の洗濯で5リットルの洗剤が必要 3,325円
(3)シ●ボン玉スノール/100回の洗濯で5リットルの洗剤が必要 4,900円
(4)ピュアベース衣類の石けん無●加/100回の洗濯で5リットルの洗剤が必要 2,908円
(5)ランドリーリキッドson●tt(ソ●ット)/100回の洗濯で3.3リットルの洗剤が必要 4,136円
(6)家庭用洗濯洗剤「All things in Nature」/100回の洗濯で0.5リットルの洗剤が必要 2,572円
結果、コストだけ見ますと、(1)液体せっけん「そ●風」が一番安く2,243円です。
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次は、石鹸洗剤ではない(5)ランドリーリキッドson●tt(ソ●ット)と(6)家庭用洗濯洗剤「All things in Nature」の2つの液体洗剤の全成分と生分解するスピードについての比較をしますと・・・
(5)ランドリーリキッドson●tt(ソ●ット)
■全成分:水、脂肪酸カリウム、アルキルグルコシド、アルキル硫酸エステルナトリウム、エタノール、クエン酸塩、香料(ラベンダー)、オロイド混合剤
■界面活性剤:ヤシ油+オリゴ糖+アルキルグルコシド/全成分の33.24%(約33%)
■生分解に掛かる時間:28日間
(6)家庭用洗濯洗剤「All things in Nature」
■全成分:高級アルコール系(非イオン)9%、ヤシ油脂肪酸アルカノールアミド7%、 天然精油(ラベンダー油、ホオ油、ベルガモット油)1% 、水83%
■界面活性剤:高級アルコール系(非イオン)9%+ヤシ油脂肪酸アルカノールアミド7%/全成分の16%
■生分解に掛かる時間:1~7日間
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ここで注目すべきは、両方とも植物由来の洗浄成分を使用しているのですが、その洗浄成分であります界面活性剤の使用量が2倍以上も違うという点と生分解に掛かる時間が4~28倍も違うという点です。
※家庭用洗濯洗剤「All things in Nature」の生分解試験を実施したJIS試験法では、1日の次は1週間という単位のため、このような表記となりますが、実際には1日でほぼ生分解されます。つまり、約28倍違うということになります。
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さて、ここでお伝えしたいことは、家庭用洗濯洗剤「All things in Nature」の使用洗剤量は他の洗剤の約1/6~1/10という事実です。
そして、家庭用洗濯洗剤「All things in Nature」のコストもそれほどまでに高価ではないということです。
※補足:家庭用洗濯洗剤「All things in Nature」は、柔軟剤やオシャレ着洗い用洗剤も必要無いですし、すすぎも1回で済みますので、そんなことも含めますともっとコストは下がります
家庭用洗濯洗剤「All things in Nature」の生産方法&使用量ですと、100億人分の洗剤をつくることが可能であるとこの洗剤の研究者は言っております。他の洗剤の生産方法&使用量では、10億人分の洗剤しか製造ができません。
つまり、他の洗剤の生産方法&使用量では、現在の世界人口70億人分の洗剤を賄えることはできないのです。
使う資源も持続可能なものを選び、その量も少なくすることで省資源になり、皆で分配できるようなモノづくりを行うことがとても大切なことであるとスローヴィレッジでは考えています。
効率よく油を分解することができれば、少量でも十分汚れは落とせますし、その生産や輸送、さらには農地拡大による森林伐採をも減らし、排出CO2を減らすことにもつながるのです。